建物は資本的に言えば、コマーシャルライフとストラクチャーライフのコンビネーションです。これが上手くいかないと建物は失敗する。

表面にはすぐ効果を表そうというのは、すぐ消える美しさではないでしょうか。商業建築にはそれも必要でしょう。30年で償却するのか、記念建造物のように永久にそれを残そうというものなのか、それで違ってくる。

ものを生産する過程が消費の過程に移ってゆくでしょう。生産というのは直線ですからね。曲線もあるけど機械的な曲線だ。だから生産的になるわけだ。そうしてできたものは、その通りに消費しないと金がかかってしまう。大部分はそれでいいにしても、それ以上になにがあるか、やはり学校で教えないといけないのではないかな。あるいは自分で気付くかだ。